昨日は千葉県市原市の病院へ親戚の婆ちゃんのお見舞いに行ってきました。まずまず元気でホッとしましたが病室の窓ガラスが割れて、足に軽い切り傷ができたそうです。動けない病人なんで怖いですね。金属のネットが入っているような窓にしないとマズイでしょうね。

 病院から駅へ向かう途中、屋根にブルーシートがかかった家々が沢山ありました。千葉県全体で一部損壊の家が1万2000戸ほどあるそうですが、その一部が屋根で大量の雨水が流れ込んできたのでは被害としては甚大でしょう。国は一部損壊では補償金を出さないそうですが今回の場合はお金を出す見通しだそうです。そんなに大きな額ではないでしょうが、とりあえずの立ち上がり資金としてはうれしいでしょう。

 これだけ自然災害が多くなってくると、個人が住宅損壊の責任を負うというシステム自体がどうなんだろうという気がします。損害保険を社会保険化するとか、公営住宅を充実させて個人が災害負担を負わなくて済むような政策をとるべきではないのかと思います。これは社会保障と深く係わる重要な問題です。